「幸せになりたい」と誰もが思うものですが、その、「幸せ」が、どんなものかは人それぞれです。
あなたにとっての「幸せ」がどんなものかを知らなければ、幸せになることはできません。
幸せとは、主観的なものです。
今日はそんなお話をしたいと思います。
正解っぽい幸せ
わたしにとっての幸せは、
・本を読むこと
・自分の考えを文章にすること
・そのときやりたいことをやる時間があること
・そのときやりたいことをやるお金があること
・おいしいものを食べること
などです。
今書いたことの中に、「仕事」も「家族」も「友だち」も出てきません。
人との交流を、そこまで重要なものだと思っていないんでしょうね。
なんだか冷たい人間のようにも思えますが、自分ひとりでふらふらと、そのときやりたいことをやってたら、わたしは幸せです。
それがいいとか悪いとか、そんなのはなくて、それがわたしにとっての幸せなんだから、これはもうどうしようもありません。
世の中には、「こういう人生が幸せです」みたいな見本のようなものがありました。(今でもまだあります)
それが、いい大学に行って、いい会社に入って、結婚して、子どもを育てて、老後はのんびり暮らす、みたいなものです。
それが多数派の意見だったんでしょうね。
多くの人が、そういう人生を幸せだと定義づけたんです。
だけど、時代の流れと共に、幸せだと定義づけられた人生に、疑問を持つ人が多くなってきたわけです。
果たしてそれはわたしにとって幸せな人生といえるだろうか? と。
この疑問は当たり前です。
幸せっていうのは、人それぞれ違うもの。
ものすごく主観的なものだからです。
そこに気づかないと、人はいつまでも幸せになることはできません。
主観的な視点だけでいい

あなたは、音無可憐さん を知っているでしょうか?
昔のマンガなんですが、ドラマにもなっています。
可憐は、軍司のことが好きな超ぶりっ子。
軍司に相手にされなくても、冷たくされても、嫌われても、軍司は自分のことが好きなはず!と、追いかけまわします。
可憐のことを客観的に見れば、非常にイタイ女の子なんだけど、可憐はいつも軍司と自分のことを信じて行動しているし、主観的に見ればすごく幸せ。
ゆえに、わたしは可憐のことを、幸せの天才だと思っています。
物事を客観的に見ることもとても大切なことだけど、幸せに関しては、客観的なんていう視点はいりません。
幸せに関しては、主観的な視点だけでいい。
客観的に見れば不幸に見えても、本人が幸せだと感じていたら、その人は幸せな人だからです。
本を読むのが幸せなら、本を読めばいいし、
仕事をするのが幸せなら、仕事をすればいいし、
海外に行くのが幸せなら、海外に行けばいいし、
自由に恋愛をするのが幸せなら、結婚なんかしなくてもいい。
客観的に見たときにどうかなんて気にする必要はない。
あなたにとっての幸せは、あなたにしか決められないものだから。
あなたにとっての幸せとは

あなたは、何をしているときに幸せだと感じますか?
誰といるときに幸せだと感じますか?
自分がどんなときに幸せだと感じるか。
それを知ることが、人生で1番大事なことだといっても過言ではないと思います。
だってそれは、あなたにしか分からないことだから。
他の誰にも知ることができないことだからです。
幸せに正解はありません。
正解っぽく感じる幸せは、その他大勢の多数派の意見です。
自分の幸せが、多数派の意見と同じだったのなら、それはそれでOK。
だけどもし違ったとしても、あなたの感覚は間違っていません。
あなたの幸せはあなたの感覚の中にしかありません。
あなたが幸せに感じることが正解です。
自分がどんなときに幸せを感じるのか。
毎日自分に問いかけて、探してください。
今日も応援しています(´ω`*)