「いつも幸せでいたい」
「いつもいい気分でいたい」
わたしたちは、ついついそう願ってしまいます。
でも実際には、
人生にはいいこともあれば、いやなこともあります。
晴れの日もあれば、雨の日もあるのと同じです。
そして、多くの人は無意識に、
- いいことは歓迎する
- いやなことは拒否する
という生き方をしています。
だけど、それを続けている限り、
わたしたちはずっと「外側の出来事」に振り回され続けます。
今日は、その理由と解決策をお話したいと思います。
いいことと悪いことは、セットで存在している
この世の出来事には、必ず2つの側面があります。
- うれしいこと / いやなこと
- 心地いいこと / 不快なこと
どちらか片方だけ、ということはありません。
たとえば天気。
晴れの日には、
- 洗濯物が乾く
- 気分が明るくなる
- 出かけたくなる
というプラスの側面があります。
でも反対に、
- 暑い
- 日焼けする
- 疲れる
というマイナスの側面もあります。
雨の日にも、
- 落ち着く
- 静かな時間を過ごせる
- 植物が潤う
というプラスの側面がありますし、
反対に、
- ジメジメする
- 出かけにくい
- 気分が沈む
というマイナスの側面もあります。
つまり、
「絶対にいいもの」「絶対に悪いもの」は存在しません。
わたしたちが、
「これはいい」「これは悪い」と
勝手に意味づけしているだけです。
わたしたちが本当にいやなのは「いやな出来事」ではない

では、なぜわたしたちは、
いやなことを避けたくなるのでしょうか。
それは、いやな気分になりたくないから です。
たとえば、
- 嫌われたくない
- 失敗したくない
- 傷つきたくない
- 不安になりたくない
これらの根っこには全部、
「そのときに感じる感情を避けたい」
という気持ちがあります。
つまり、
いやな出来事を避けたい=いやな感情を感じたくない
ということなんです。
避ければ避けるほど、そこに意識が向く
ここが大事なポイントです。
わたしたちは、
嫌なものを避けようとすればするほど、
逆にそれを強く意識するようになります。
たとえば、「雨が大嫌いな人」がいるとします。
すると毎日、
- 今日は晴れるかな?
- 雨降るかな?
- 雨だったら最悪…
と、天気に意識を奪われます。
晴れたら安心し、
雨が降ったら落ち込みます。
すると、その人の人生は、
「天気に一喜一憂する人生」になっていきます。
でも、本来わたしたちは、
天気に振り回されるために生きているわけではありません。
これは人間関係でも、仕事でも、体型でも同じです。
- 上司に好かれるか
- 恋人に嫌われないか
- 仕事がうまくいくか
- 体重が増えたか減ったか
そこに「悪いほうは絶対NG」という思いがあるほど、
人生はその不安に支配されていきます。
では、どうしたらいいのか?

答えはシンプルです。
「いやな感情を感じること」
です。
わたしたちは、いやな感情が出てきたとき、
無意識にそれを消そうとします。
たとえば、
- なかったことにする
- 見ないふりをする
- ポジティブで上書きする
- すぐに解決策を考える
これらは全部、
「この感情は感じちゃダメ」という拒否反応です。
でも本当は、
- うれしい感情も
- 悲しい感情も
- 安心も
- 不安も
どちらも自然なものです。
感じても大丈夫になると、人は自由になる
大切なのは、
いやな感情が出てきたときに、すぐ消そうとしないこと。
少し立ち止まって、
- 胸がざわざわする
- 不安で落ち着かない
- 悲しい
- 悔しい
そういう感覚・感情をそのまま感じてみる。
すると少しずつ、
「この感情、感じても大丈夫なんだ」
と思えるようになります。
つまり、
いやな感情への耐性が育つんです。
「晴れでもいい、雨でもいい」の状態へ
いやな感情を受け入れられるようになると、
- いいことが起きてもOK
- いやなことが起きてもOK
という状態に近づいていきます。
それは、
「何が起きても大丈夫」な自分になるということです。
もちろん、
悲しいときは悲しいし、
傷つくときは傷つきます。
でも、「こんな感情はダメだ」
と戦うことがなくなります。
すると、自分のエネルギーを
- 不安を避けること
- 嫌われないこと
- 失敗しないこと
ではなく、
「自分が本当にしたいこと」に使えるようになります。
晴れの日もある。
雨の日もある。
いい感情もある。
いやな感情もある。
どちらかだけの人生はありません。
だからこそ、
「いやな感情をなくすこと」ではなく、
「いやな感情があっても大丈夫な自分になること」
それが、外側に振り回されずに生きるために
大切なことです。
今日も応援しています(´ω`*)
