先日小学生の娘が
わたしに悩みを打ち明けてくれました。
いろいろ話しているときに
あぁ、人が苦しさを感じるときは
こういうときなんだな
っていうのが分かったのでシェアしたいと思います。
学校は休んじゃだめ?
娘がこの前
「風邪ひけばいいのにな」
って言い出したんです。
「なんで?」って聞いたら
最初は「ゼリーが食べられるから」
とかなんとか言ってたんだけど
なんかおかしいなと思って
よーーく聞いてみたんです。
そしたら「道徳の授業がいや」だと。
内心、
道徳?そんなの適当に先生の話
聞いときゃ終わるっしょ
って思ったんだけどw
娘いわく、先生の話を
ずっと聞いてるのがつまんないし
内容が面白くないらしい。
わたし、娘の話を聞いたあとに
こう言ったんです。
「じゃあ道徳の時間だけ休む?」
って。
そしたら娘は
目をまんまるに見開いて
「え?いいの?」って言ったの。
半分は驚きで
半分は嬉しさで
それがまんまるおめめに表れてて面白かったw
そんなに嫌なんだったら休めば?
って言ったんだけど
娘が、休んでもいいのかなぁ?って言うから
じゃあ授業の間
ノートに絵でも描いてればいいじゃん
って言ったんだけど
そんなことしたら怒られるよ!って言うし
じゃあ全然違うこと考えてれば?
例えば、今日のおやつ何にしようかなぁ?とかさ
って言ったんだけど
先生にあてられたら困るって言うのw
それ聞いてて思ったよね。
まだ小学1年生なのに
こんなに学校に教育されちゃってるんだなって。
・先生の話はちゃんと聞かなきゃいけない
・授業中に絵を描いちゃだめ
・授業中に他のこと考えちゃだめ
・学校を休むのはよくない
こんなに制限かけてたら
そりゃあ苦しいでしょうよ。
でも、わたしが
それもしていいよ、あれもしていいよ、って
娘の制限と反対のことを言ったら
少し制限が外れたんだろうね。
安心した顔になって
とりあえず次の道徳の授業は受けるって言ったの。
だからわたしも、絵を描いたり
違うこと考えて乗り切ってみて
それでも嫌だったら
次から休んだらいいよ、って言った。
そんで、道徳の授業があった日の夜に
今日の道徳どうだった?って聞いたら
「ん?別に大丈夫だったよ?
ていうか今日の道徳は面白かった」
って言ってたw
おもしろかったんかいwww
制限を外すと
こんなにラクになるんだよ。
制限を外せばラクになる
昨日も無意識の制限について
書いたんだけどさ。
実際に道徳の授業がどうとかじゃなくてさ
自分に制限をかけてる
っていうその状態が苦しいんだよね。
これは大人も、みんなそうで
・ラクしてお金をもらっちゃだめ
・好きなことだけしてたらだめ
・ごはんはちゃんと作るべき
・ママはママらしくいなきゃ
・不倫しちゃだめ
とかね。
・そんなこと考えちゃだめ
・そんなこと言っちゃだめ
・そんなことしちゃだめ
って、
自分にいろーーーんな制限を
勝手にかけて
勝手に苦しんでる。
もし今なにか苦しさを感じてたら
何か制限をかけてるはずだから
その制限はなにかを見て
外せないか考えてみてほしい。
世の中に
・考えちゃだめなこと
・言っちゃだめなこと
・しちゃだめなこと
なんてひとつもないよ。
どんな物事であっても、
「いい」って思う人と
「悪い」って思う人がいるだけで
その物事自体に
「いい」も「悪い」もない。
この前もそんな話をしてた。
ただ、今の法律的には
「悪い」ことになってるから
(「悪い」と思ってる人が多数派だから)
そこから外れると罰を受けるよ
っていう、ただそれだけ。
制限を外すっていうのは
それをやる
ってのとはちょっと違って
別に やらなくても制限は外せる。
制限を外せばラクになるよ。
っていうことです。
小学1年生の娘でも
すでにあんなに制限があるんだから
わたしたち大人は
一体どれくらいの制限があるんだろうね。
大人になる過程で
植え付けられた制限を
人生の折り返し地点から先は
ひとつひとつ外していくっていう
そういうゲームをしてるって
わたしは思ってます。
何か参考になると嬉しいです(´ω`*)