自分の心に素直になって、
「〇〇したいという願望を叶えてあげる」
というようなことをよく聞くと思います。
わたしも言ってますしね！
ですが、願望を叶えてあげているように見えて
実は窮屈な想いをさせていた…
なんてこともあるかもしれません。
今日は、湧き出てきた
「○○したい」という願望の正しい叶え方と
すぐに叶えられないときの正しい対処法をお伝えします。
まずは、自分の心の声をキャッチする
今、人生がうまくいっていなくて
つらい想いや悲しい想いをしている人は、
そもそも自分の心の声をキャッチすることができません。
自分のことを大切にできていなくて
心の声も華麗にスルーする癖がついているからです。
だからまずは、
自分の心の声をキャッチすることから
始めなければなりません。
いつでもどこでも、
自分の心の声を聞くこと。
それは、自分の感情に
敏感になることでもあります。
「今、心がざわっとした」とか
「今、ちょっと嬉しいと思った」とか
いちいち、
自分の感情や心の動きを感じ取ってください。
すると、
「今日はあの服が着たい」とか
「のどが渇いた、水が飲みたい」とか
心から湧き出てくる願望も
キャッチできるようになっていきます。
着る服とか、水が飲みたい、とか
小さな願望だな！と思うかもしれませんが
こんな小さなことですら
自分の願望をキャッチできないようなら
夢や理想の人生についてなどの
大きな願望なんてキャッチできるはずありません。
まずは、自分の心の内側をよーく観察して
感情を感じたり、
小さな願望をキャッチしてみてください。
願望を叶えることに許可を出す
自分の願望をキャッチできるようになったら
その願望をできる限り叶えてあげるようにしてください。
「水が飲みたい」→水を飲む
「トイレに行きたい」→トイレに行く
「スカートが履きたい」→スカートを履く
簡単です。
自分の内側から湧き出てきた願望をキャッチして
それを素直に実行するだけです。
願望が小さなことなら叶えてあげやすいですが、
今すぐに叶えてあげるのは難しいこともありますよね。
「ディズニーランドに行きたい」
という願望が出てきたとしても
「じゃあ、今から行こうか！」とはなりにくい。
そんなときでも、まずはこう言ってみてください。
「よし、行っちゃおう！」
そして、脳内で、
ディズニーランドに行こうとしてみてください。
どうでしょう？
ものすごい抵抗感がありませんか？
なんで抵抗感があるかというと、
「今日は仕事だからディズニーランドなんて行ったらだめ」
という思い込みがあるからです。
でも、よく考えてみてください。
そもそも、なんで今日は行けないんでしょうか？
仕事だから？
休んだらいいじゃないですか！
休んだら課長になにか言われる？
言わせとけばいいじゃないですか！
そんなことしたら会社に居づらくなる？
やめればいいじゃないですか！
やめたら収入がなくなって困る？
違う仕事をしたらいいじゃないですか！
この例はすっごく極端ですけどね？笑
仕事を休むわけにはいかない。
今の会社で頑張っていかなければならない。
っていうのは、
あなたの勝手な思い込みです。
だから、
「仕事だから行けない」って言い訳なんですよね。
だって、本当の本当に
行こうと思えば行けるから！
つまりあなたは、本当は行けるのに、
「行かない」という選択をしているわけです。
多くの人は、自分の内側から湧き出た願望に対して
即座に「無理！」「だめ！」と否定しています。
自分の気持ちを無視している、とも言えますね。
今すぐその願望を叶えてもいいよ。
だけど、今日は仕事だし、また今度にしようか。
と言われたらどうですか？
いやな感じしませんよね？
今叶えてもいい。
だけど今は違う選択をする。
この「選べる」って、すごく自由です。
多くの人は、自分に許可を出す、
ってことができていないから、
実際に叶えてあげても叶えてあげなくても
心の中は不自由で窮屈なんです。
自分に、
願望を叶えてもいいっていう許可を与えていないのに
ディズニーランドに行っちゃうと、
あとで後悔したり、もやもやしたりします。
次は、このもやもやの正体について
お話します。
願望を叶えたのに感じるもやもやの正体
ダイエット中なのに、
夜中にアイスが食べたくなっちゃったとき、
この「願望を叶えることを許可する」ってことが
できていないのに
「自分の心がこう言ってるんだし！」
って言って、アイスを食べちゃうと
あとで後悔したりもやもやしたりします。
自分の願望を叶えてあげたはずなのに後悔する。
下手すると、
「自分はなんて意思の弱いだめな人間なんだ」
なんて、自己否定もしてしまうかもしれません。
これ、アイスを食べたから後悔するんじゃないんですよね。
その願望を叶えることを許可していない
＝やっちゃだめなことをやってしまった
っていう後悔なんですよね。
ダイエット中だけど、
アイスを食べたくなっている自分を認め、
「食べてもいいよ」とちゃんと許可を出す。
許可を出した上で、
「食べる」という選択をしてもいいし、
「食べない」という選択をしてもいい。
自分の心から出てきた願望を叶えてあげることは
もちろん大切です。
でも実は、その願望を叶えてあげるっていうことよりも、
その願望を「叶えてもいいと許可を出すこと」
の方が何倍も大切です。
ちゃんと許可を出すことができていたら、
夜中にアイスを食べてしまったとしても
そのアイスをしっかりと味わうことができるし、
「寝る前に腹筋をしてから寝よう。
明日からまた頑張ろう」というふうに
挫けずに目標に向かっていくことができます。
わたしは、家族３人で出かけたとき、
「外食して帰ろうかな」と思うときがあります。
本当は今日は家で食べようと思って
軽く準備をしてきたのです。
こんなとき、即座に
「今日は家で食べる日だからだめだよ」
と言いたくなっちゃいますが、
「よし！外食しちゃえ！」と心の中で言ってみると、
自分の気持ちを認めてもらって満足するのか、
「せっかく準備してきたし、今日は家で食べよう」
と、素直に思うことができます。
もちろん、そのまま「外食しちゃえ！」の
気持ちに乗っかることもあります。
この場合でも、ちゃんと許可を出せているので
家に帰って、準備してあった食材を見て
はぁぁ…となることはありません。
「自分の願望が叶うことに許可を出す」
ってすごく大切です。
実際にその願望が叶うかどうかよりも
「許可が出せているか」が大切です。
許可が出せていない状態の心は
とても窮屈な状態です。
許可が出せている状態の心は
とても自由です。
許可を出そうと思っても出せないときは
いらない思い込みがあるときです。
どんな思い込みがあるのか、
ぜひ探ってみてください。
それ、ほんとにほんと？と
繰り返し自分に質問していくことで
思い込みは見つかるし、
見つかった思い込みを手放すことで
あなたはどんどん自由になっていきます。
あなたはもっと自由になっていいんです。
心の中まで窮屈にしないでくださいね。
今日の記事が参考になれば嬉しいです。
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