先日ケンカをしたのですが、
そのケンカが予想以上にたくさんのことに
気づかせてくれるいい機会になりました。
今日はそのお話をしたいと思います。
ケンカしたくないと思っているのに…

最近ケンカをすることが多くて、
その度にもうケンカはしたくない…と思っていました。
「ケンカをしたくない」という想いが強かったし、
「ケンカをしないため」に言動も気をつけていました。
先日、わたしがとった行動に対して
相手はネガティブな感情を感じたそうで、
それをわたしにぶつけてきました。
わたしはその行動を、
全く悪意なくおこなっていたし、
何度考えてみても、
相手が悲しむような悪い行動ではありませんでした。
だからわたしは相手に対して、
その行動をとった理由と、
悪意がなかったこと、
そんなことで悲しみを感じる必要はないことを話しました。
相手も、
なぜ悲しみを感じたのかを説明するばかりで、
話はずっと平行線です。
お互いが自分の主張を繰り返すことで
雰囲気は悪くなり、
「ケンカ」になりました。
ケンカしたくないとあれだけ強く想っていたにも関わらずです。
わたしは思いました。
なんでケンカしたくないと思っているのに
ケンカしちゃうんだろう?と。
本当はケンカをしたかった?!

次の日になって、もう一度冷静に考えると、
1つの答えに辿り着きました。
わたしは、ケンカしたくないと思っているつもりだっただけで、
実際は、ケンカをしたかったんだ!と。
はあ?と思った方、
もう少しだけ読み進めてみてください。笑
もしわたしが本当にケンカしたくないと思っていたとしたら、
相手にネガティブな感情をぶつけられたとき、
すぐにごめんと言っていたのではないでしょうか?
だけどわたしはあのとき、
「ケンカしたくない」という気持ちよりも
「自分の無実の主張」を優先したわけです。
あのとき、「ケンカしたくない」ではなく
「自分の無実を主張したい」と思っていたんですよね。
結果、自分の無実を主張して、
わたしたちはケンカをしたのです。
「ケンカしたくない」は偽の気持ちで、
本当の気持ちは「自分の無実を主張したい」だったんです。
こういうことって、
ケンカ以外にもたくさんあると思いませんか?
「痩せたい」と思いつつも
「ケーキを食べたい」を優先してしまう。
「資格の勉強を頑張りたい」と思いつつも
「YouTubeを見たい」を優先してしまう。
「子ども頭ごなしに怒りたくない」と思いつつも
「怒りの感情をぶつけたい」を優先してしまう。
人は、本当に、したいことしかしていないんですよね。
そうは言われても、
こういう気持ちって実はけっこう認めづらいもの。
「いいえ!ケンカしたくないと思ってました!」
「いいえ!本当に痩せたいと思ってます!」
「いいえ!資格の勉強を頑張りたいです!」
「いいえ!怒りたいなんて思ってません!」
反論したくなる気持ちは分かります。
だけど、これらの主張のあとに、
必ず「でも…」が来ませんか?
「いいえ!ケンカしたくないと思ってました!」
でも、自分の無実の主張がしたかったんです。
「いいえ!本当に痩せたいと思ってます!」
でも、ケーキが食べたくて…
「いいえ!資格の勉強を頑張りたいです!」
でも、ついついYouTubeを見てしまうんです。
「いいえ!怒りたいなんて思ってません!」
でも、感情が抑えられないんです…
その、「でも…」のあとが
あなたの本当の気持ちです。
それが自分の本当の気持ちだということを認めない限り、
自分の感情と言動が異なるように感じ続けることになるし、
いつも若干の後悔を感じることになります。
自分の本当の気持ちに気づいて認めることができれば、
自分自身と対話をすることができます。
対話をすることができれば、
本当の目的・本当の目標に向かって
自分を動かすことができます。
ケーキを食べたいという気持ちを
見て見ないフリをすると、
言い訳をしながら食べることになるけど、
ケーキを食べたいと思っている自分を認めると
じゃあ食べた分運動しよう、というふうに
次の行動を変えることができます。
見たくない気持ちを
見て見ないフリをするのではなく、
しっかりと見る。
見て、気づく。
そして次の行動に活かす。
大切なのは、
自分の本当の気持ちに気づいて認めることです。
参考になったら嬉しいです(´ω`*)
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