どんな現実を生きるかは自分で決められる

RAS

「そう思えば、そうなる」
という言葉を聞いたことはありますか?


願望実現の本や動画で、
聞いたことがある方も多いと思います。


今日は、
「そう思えば、そうなる」について
深掘りしてみたいと思います。
 

絶対的な真実は存在しない

例えば、ビジネス本や
自己啓発の本によく書いてあるのが、


「たくさんのことに手を出して、
中途半端に終わらせてしまうよりも、
1つのことをコツコツ続けて、
突き詰めていった方が成功する」


ということです。


うんうん、そうだよね。と、
あなたも納得するのではないでしょうか?


このことにわたしも納得していましたが、
実はわたしは飽き性で、
1つのことを続けるのが苦手です。


だけど本には、
1つのことを続けましょうと書いてある。


だから、続けようと努力してきました。
だけど、続けることができない。


何度も「続ける」ということを挫折したわたしは、
いつしか「続けられないわたしは成功できない」
と思うようになりました。


この話の流れ、
本に書いてあった成功法則に則った、
とても自然な流れだと思うのですが、
実は、わたしが勝手に思い込んだ内容に則って、
わたしが勝手につくりあげた現実なのです。



「1つのことを続けると成功する」
という法則は、その本を書いた人と、


その内容を
納得し、自分の信念として取り入れた人
にとってのみ、真実なのです。



わたしは長い間、
「1つのことを続けると成功する」
つまり、
「1つのことを続けられないと成功できない」
と信じてきました。


だから、1つのことをコツコツ続けて
成功した人をたくさん見てきたし、
1つのことを続けられず、成功できなかった人を
たくさん見てきました。


わたしは、自分が取り入れた信念に見合う事実を
現実の中から探し出して見ていたのです。



その現実を見ることで、
「ほーら、やっぱりね。
1つのことを続けないと成功できないんだよ」
と、思っていたわけです。


だけど、今は違います。


1つのことを長く続けられることは、
もちろん素晴らしい能力だと思うけど、


興味があるたくさんのことに、
それぞれ情熱を注ぐことも、
同じように素晴らしい能力だと思っています。


そして、その生き方でも、
成功することは可能です。


そうやって、わたしの信念を書き換えると、
その信念を肯定する事実を、
現実の中から探し出して見ることになります。


マルチポテンシャライト
多動力
革命のファンファーレ


これらの本は、
わたしの新しい信念を
肯定する内容が書かれていた本です。


わたしは相変わらず飽き性で、
1つのことを続けることが苦手で、
いろんなことに手を出していますが、


・毎日好きなことをして暮らしている
・好きなことをして収入を得ている
・時間の自由がたっぷりある


という生活をすることができています。


他の人にとって、わたしのこの生活は、
成功だとは言えないかもしれませんが、
わたしにとっては成功と言うことができます。


結局のところ、
この世に真実なんてないのかもしれません。


わたしたちは、世界を、
自分の見たいように見ているだけだからです。



わたしたちは、自分が見た世界(現実)を
見ることしかできないわけで、
それがその人にとっては、真実になるけど、


他の人にとっては、
その人が見たいように見た世界(現実)があり、
それがその人にとっては真実になるからです。

どんな世界(現実)を採用する?

わたしが見ている世界(現実)を、
あなたも同じように見ることはできません。


誰一人として、世界(現実)を
同じように見ることはできません。


それぞれが見ている世界(現実)が
あるだけです。


そして、あなたもわたしも、
自分が見ている世界(現実)しか
体験することができないわけで、


それが自分にとっての世界(現実)なのだから、
どんな世界(現実)を生きたいかを決めるのは、
わたしであり、あなたです。


あなたがどんな信念を採用するかが、
あなたがどんな世界(現実)を
生きたいのかを決めることになります。



今読んでいる「明日の幸せを科学する」という本は、
脳がする「予想」についての間違いや勘違いなどを、
科学的に、ユーモア溢れる言葉で楽しく教えてくれる本です。


その本の中にある一文。

人類の進化の過程で、脳と目は契約関係を結ぶようになり、脳は目が見たものを信じ、目が異を唱えたものは信じないと約束した。

「明日の幸せを科学する」早川書房

そして、こうも書かれています。

脳と目は契約関係を結んで、脳は目が見たものを信じることを約束したが、その見返りとして、目は脳が望むものを探すことを約束したのだ。

「明日の幸せを科学する」早川書房

「目は脳が望むものを探す」というのは、
RASのことです。


RASについては、
こちらの記事をご覧ください。
 

わたしたちは、
脳が望むもの(見たいもの)を
探し出して見るようにできていて、
(これがRASの機能)


その「望むもの」「見たいもの」を決めているのは、
他ならぬ自分自身です。



「望むもの」「見たいもの」が、
あなたの人生の真実となり、
あなたはその世界(現実)を生きることになります。


それはつまり、
「そう思えば、そうなる」です。


周りの人100人が、違うと言っても、
あなたがそう思っていて、
実際にそれを肯定する現実を体験しているなら、
それがあなたにとって、
あなたの人生にとっての真実です。


ここまで読んでくださったあなたが
次に考えるべきことは、これしかありません。


「では、どんな世界(現実)を望む?」


「お金を稼ぐのは簡単だ」という世界ですか?
「みんながわたしを助けてくれる」という世界ですか?
「日々若返っていく」という世界ですか?


あなたが見たいと望んだ世界(現実)が、
あなたが体験する世界(現実)です。


それは、あなたが選んでいいんです。
まさに、「現実創造」ですね。


最後までご覧いただき、
ありがとうございました(´ω`*)


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