あなたは、ご主人に対して
もっと積極的に、もっと自発的に
動いてもらいたいと思ったことは
ありませんか？
今日は、
育児に消極的だった夫が
積極的に育児をするようになった秘密
をシェアしたいと思います。
コントロールするのをやめる
今、うちの娘は４歳で、
幼稚園に行っています。
娘が０歳～２歳になる前までは、
夫は育児に消極的で、
一緒に住んでいるにも関わらず、
わたしのワンオペ状態でした。
その頃は、よく
「もっと娘の面倒を見てよ」
「もっと娘と遊んでよ」
と何度も言っていました。
が、なんの改善も見られず、
ただケンカが増えるだけでした。
自らの意志で何もやってくれないので、
細かく指示を出したり、
分かりやすく説明したり、
まぁ～いろいろと試しました。
ですが、どれもこれも、
なんの意味もない！！！
もし、これを読んでいるあなたが、
夫にもっと育児に参加してもらいたい！
と思っている場合、
どうしたら夫が積極的に
育児をするようになるかというと…
あなたが夫に対して
アレコレ指示するのをやめればいいんです。
何も言わないと、
本当に何もしないと思うんですけど…
という声が聞こえてきそうですが、
その理由はこれから説明しますね。
それぞれがバランスを取り合っている
過去、わたしが張り切って
夫にアレコレ指示を出して、
どうにか夫を動かそうとしていたときは、
夫は一向に
自発的に動く気配がありませんでした。
ですが、あるとき
それをやめてみようと思い立ち、
何も言わないようにしたら、
不思議なことに、
夫が自分で考えて動くようになったんです。
はじめは、
わたしが何も言わなければ夫は何もせず、
娘が危険にさらされるのではないか…
と、とても心配しました。
しかし、わたしの予想に反して、
夫はしっかりと育児をしていました。
「アレ？育児ができるようになったのかな？」
とも思いましたが、
わたしがいると、やはり夫は何もしません。
夫が積極的に育児をするのは、
わたしが何も言わないときか、
わたしがいないときだけでした。
そのときは、なんてあべこべな世界なんだ
と思いました。
夫に指示を出さなければ、
夫が勝手に考えて動く。
ということは分かりましたが、
その原理がずっと分からずにいました。
ですが、最近
「ユダヤ人大富豪の教え ふたたびアメリカへ篇」
という本を読み、この謎が解けました。
とても簡単に、要点だけお話すると、
・ポジティブ
・ネガティブ
・自立
・依存
というのは、
それぞれがバランスを取り合っている
ということでした。
相手がすごく前向きでポジティブな
ことを言ってくると、
なぜかネガティブな沈んだ気持ちに
なったことはありませんか？
反対に、相手が落ち込んで、
ネガティブなことを言っているときは、
「そんなことないよ！元気出して」
と、ポジティブに励ましているはずです。
自立と依存に関しても同じように、
相手がリーダーシップを発揮して
引っ張っていこうとすると、
自分はそれに巻き込まれ、
自発的に動こうとはしません。
相手に力がなく、何もできない立場だと、
自分がコントロールしようとします。
こんな感じで、
・ポジティブ×ネガティブ
・自立×ネガティブ
は、それぞれにバランスを取り合っています。
誰かとコミュニケーションを取ろうとすると
必ずこの力学が働きます。
１番いいのは、
ポジティブでもネガティブでもなく、
自立でも依存でもない、
センター だそうです。
ポジティブに偏っているときは、
相手の気持ちを理解するように努め、
ネガティブに偏っているときは、
落ち着いて未来を見渡し、
自立に偏っているときは、
相手にもいいところがあることを思い出し、
依存に偏っているときは、
自分自身の力を思い出す。
こんな感じで、何かに偏ることなく、
センター にいられるようにすると、
それぞれが素晴らしい力を発揮する
ということです。
ものすごく簡単に説明したので、
できれば実際に本を読んでほしいです。
ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇
常にセンターを意識する
わたしが夫にアレコレ指示を出して
コントロールしようとすればするほど、
（自立）
夫は自分で自発的に動こうとは
しなくなったわけです。（依存）
わたしが何も指示をせず、
夫と娘の２人っきりにすると、
娘はまだ小さく、
基本的に（依存）にいるので、
夫が（自立）のポジションにいくしかなく、
積極的に娘の面倒を見て、
積極的に娘と遊ぶ、
というカラクリになっています。
今までのいろんなシーンを思い返してみると、
この原理が正しいということに
気づくと思います。
我が家は基本的に
わたしが自立、夫が依存、なんですが、
たまにわたしが
もうダメだ～、我が家は終わりだ～、と
落ち込んで、ネガティブ＆依存に偏ると、
夫が、
「大丈夫だよ！俺がなんとかするから！」
と、自立＆ポジティブに偏って、
励ましてくれます。
こんな感じで、夫婦２人で
うまくバランスを取り合っています。
自分がポジティブに偏れば、
相手はネガティブに偏るしかなく、
自分が自立に偏れば、
相手は依存に偏るしかなくなるわけです。
わたしと夫が何かで盛り上がり、
２人ともポジティブに偏ると、
娘がめっちゃ低テンションで、
冷めた眼差しを向けてきます。笑
うん、うまくバランスが取れている。笑
この力学は、夫婦関係だけでなく、
会社の人、お友達、などにも
同じように働いています。
今、自分がどのポジションにいるのか、
相手がどのポジションにいるのかを考え、
センターに歩み寄るようにするだけで、
かなりラクに、いい人間関係を
築けるようになると思います。
ぜひ、試してみてください(´ω｀*)
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