「やりたいことをやろう」
「好きなことをやろう」
「自分の気持ちに素直になろう」
というようなことが、
引き寄せ界、願望実現界では、
よく言われています。
ですが、実際そのようにしてみると、
生活が乱れ、荒れる人が一定数います。
もちろん、わたしもその１人です(;’∀’)
自分の気持ちに素直になって、
やりたいことをやったら生活が荒れた人が
その後どうしたらいいのかを
今日はお話したいと思います。
あなたは今までたくさん我慢をしてきた人
自分の気持ちに素直になって、
やりたいことをやったら生活が荒れた人は、
今までたくさん我慢をしてきた人です。
自分のことを後回しにして、
家族のため、会社のため、世の中のために、
たくさん頑張ってきた人だと思います。
最初は、
「やりたいことをやってもいいよ」
「好きなことをやってもいいよ」
と言われても、なかなかできなかったはずです。
ですが、少しすれば慣れてきます。
だんだんと、自分の気持ちに
素直になることが気持ちよくなってきて、
どんどんエスカレートしていきます。
「やりたいことをやる」
「好きなことをやる」
「自分の気持ちに素直になる」
というのは、とても大切なことです。
これをやらずに、
自分の願望を叶えるのは不可能だとも思います。
だけど、今のまま、やりたいことを続けると、
間違いなく生活が破綻します。
自分の気持ちに素直になると、なぜ生活が荒れるのか
自分の気持ちに素直になって、
やりたいことをやったら生活が荒れた人は、
「やりたいこと」が、
①義務からの解放
②快楽
のどちらかが大半だからです。
①義務からの解放
今まで、やりたくないけど、
「やらなきゃ」と思いながらやっていたことを
やめると、解放感があり、とても気持ちがいいです。
育児や家事、仕事などです。
育児や家事をするのをやめれば、
子どもは好き勝手するでしょうし、
家はどんどん乱れていくでしょう。
仕事を休んだりやめたりすれば、
お給料が少なくなるかもしれませんし、
仕事自体がなくなるかもしれません。
子どもが荒れ、家の中が荒れ、
仕事が荒れていきます。
②快楽
食べたいものを食べ、
欲しいものを買う、ということなどです。
いくら食べたいからといって、
毎日甘いものをたくさん食べたり、
毎食おなかいっぱい食べまくったりしていたら、
太ったり、健康状態が悪くなったり、
肌が荒れたりするかもしれません。
欲しいものを欲しいだけ買っていたら、
お金はどんどんなくなっていくでしょうし、
経済的なバランスを失うことでしょう。
今まで、我慢をしてきた自分に
自由を許可してあげると、
今までの分を取り返そうとします。
それで、一時的にバランスが乱れ、
生活が荒れてしまうのです。
ですが、これはいいことでもあります。
今までは自分の気持ちに気づきもしなかった、
もしくは気づいていたけど、
それを叶えてあげることができなかったわけです。
でも今は、自分の気持ちに
気づくことができるようになったし、
それを叶えてあげることもできるようになりました。
前進です。
ですが、先ほども言いましたが、
今の状態はバランスが悪いです。
実は、以前もバランスは悪かったんです。
我慢に我慢を重ねていたわけですから。
今は逆に、欲望の方に傾きすぎています。
この状態になったら、
「次のフェーズに行ってください」
という合図です。
次のフェーズに進みましょう(´ω｀*)
第２フェーズは、長期的な視点が大切
第１フェーズは、
自分の気持ちに素直になって、
やりたいことをやることが大切。
第２フェーズは、
長期的な視点を持つことが大切です。
生活が荒れる理由は、
①義務からの解放
②快楽
だと言いました。
この２つは、
どちらも視点が「目先のこと」です。
短期的な視点で見ているのです。
自分の気持ちに素直になって、
やりたいことができるようになったら、
もっと長期的な視点で見るようにしましょう。
例えば、
「そのとき食べたいものを食べる」
というのは、短期的な視点です。
「今、ケーキが食べたいから食べる」
というのは、「今」のわたしの願いは
叶えてあげられるかもしれませんが、
「少し先の未来のわたし」の願いを
踏みにじることになるかもしれません。
もし「今」のわたしの願いを聞いて、
「食べたいときに食べたいものを食べる」
という生活を続けた結果、
３kg太ってしまったとしたらどうですか？
それは、「わたし」のことを
きちんと考えている行動でしょうか？
「わたし」のことを
大切にしている行動でしょうか？
もし、長期的な視点があって、
「いつまでも健康で元気で若々しくいたい」
という願いがあるのを知っていたら、
たとえ「今」のわたしの願いであっても、
ケーキは食べないかもしれません。
すみません。
もしかしたら、言っていることが
少し難しいと感じるかもしれません。
それは「我慢する」のと何が違うの？
と思うかもしれません。
ですが、大きく違います。
自分の気持ちに気づかずに、
もしくは自分の気持ちを無視して
我慢しているのと、
自分の気持ちにしっかり気づいた上で、
「本当の意味で自分を大切にする」のは、
全く違うからです。
長期的な視点で考えて、
「自分はどんな生活を望んでいるのか」
「自分はどんな姿でいたいのか」
「自分はどんなことをして生きていきたいのか」
などをしっかり考えることが大切です。
いつまでも健康で元気で若々しくいたいのに
「目先のケーキ」を優先しているとしたら、
それは、自分のことを
本当に大切にしているとは言えません。
もちろん、たまにはいいですよ。
大切なのは、バランスです。
自分のことを「本当に大切にする」というのは、
目先の快楽に流されることではありません。
自分の夢や目標、
思い描く人生のために、
「今」やるべきこと、
やった方がいいことをやるのが、
「自分を本当に大切にする」
ということではないでしょうか。
最初は、
「自分の気持ちに素直になる」のと
「自分を本当に大切にする」の間に
大きな溝があるかもしれません。
ですが、そのうち２つが近づいていき、
どちらも同じ方向を見ることができるようになります。
エイブラハムやバシャールが言っている
「やりたいことをやる」というのは、
このことだとわたしは思っています。
自分の気持ちに素直になって、
やりたいことをやったら生活が荒れたなら、
ぜひ、第２フェーズに進んでください。
快楽に溺れるんじゃなくて、
本当に自分をしっかりと見据えて、
ピシッと軸のある、
凛としたあなたになることができます。
今日の記事が参考になると嬉しいです(´ω｀*)
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